記入日：2021年3月3日

内容

　人がそれぞれに持っている価値観の違いを認めて、相手を大切に思うことは、「人権」の基本的な考え方です。そして「人権」は日常の何気ない人と人との関係性の中にもあります。普段そのことを当たり前のように理解しているつもりでも、夫婦や親子のような近く親しい関係性においては、相手を、そして自分自身を、一人の人間として尊重する意識がおろそかになってしまうことがあります。
　本作では、日常の中の思い込みによって生じる問題を描き、相互理解のためのコミュニケーションによって、その問題と向き合うことを提案します。家族の人間関係は、私たちの人権意識を育む基盤です。そこからふりかえることで、組織や社会における意識も見つめ直すことができるのではないでしょうか。自分の中にある思い込みに気付き、自分も相手も尊重する人間関係を築くために、職場や家庭内で「人権」について話し合うきっかけとしてお役立てください。

●『手伝うんじゃなくて 一緒に』～性的役割分担意識に気付く～

●『その人自身と向き合う』～偏見にとらわれない～

●『話せてよかった』～家族だからこそ確かめ合う～

対象：一般

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