副題

ひまわり公園で

内容

大阪郊外の公園で、青空保育のリーダーを努める武見紀子は、育児に
悩む主婦のよき相談相手だったが、最近母を病気で亡くした孫の駿が
自分に心を開かないのを苦にしていた。「どんな遊びも友達同士の
ふれあいに優るものはない」が信念の紀子は、公園活動を映像に収める
大学生の水木亜弥の提案で公園の壁にみんなで“絵”を描くことに
する。だが、新メンバーの外国人マリの絵が塗りつぶされたことで、
会は存続の危機を向かえる。差別や偏見の問題を地域の人々に訴える
べきだと考える亜弥だが、紀子は、すっかり自信を失っていた。
そんな紀子を勇気づけたのは「子どものやる気を育てろ」そう云った
自分自身の言葉だった。そして絵は完成するが、「この絵には何かが
足りない」と自らの父の暴力を告白した亜弥をきっかけに、外国人、
同和問題などのさまざまな本音が飛び交う。「この絵に完成はない」
絵を見つめる紀子は、確かな手応えを感じていた。

メディア情報

教材番号	V1389
分類	同和問題啓発 / 人権問題
貸出	可
インターネット貸出予約	可
メディア	VHS
時間	54分
リーフレット	有
購入年	平成15年
制作・配給	井之上企画
同一フィルム本数	1本