副題

大宮踊

内容

大宮踊は蒜山盆地の村々で踊られる。真庭郡北部を古くは山中と呼んで
いたので山中踊りともいう。大宮踊の呼称は、盆の８月１５日と１７日
に八束村福田神社（大宮様）に大勢の人々が集まって踊り、踊りの中心
になっていることによる。シリゲという美しい切り紙細工を垂らした御
神燈の下で、締め太鼓の伴奏と歌に合わせて老若男女が輪になって踊
る。踊りには、アオイ、シッシ、テンコの三種類があり、優美な手振り
で洗練された踊りである。テンコは変装した人々によって演じられ、野
趣味あふれる踊りで、深夜大宮踊はクライマックスに達する。歌詞は、
「どみの堂でウワハンてんこのこが踊るウワハンヨウおごはおらぬか出
てしゅめせ」など、意味不明の文句もあるが、ゆったりとした調子で歌
われる。

メディア情報

教材番号	V1367-1
分類	郷土
貸出	可
インターネット貸出予約	可
メディア	VHS
時間	20分
リーフレット	有
購入年	平成15年
制作・配給	テレビせとうちクリエイト
同一フィルム本数	1本