記入日:2021年3月3日
副題
男らしい色?女らしい色?
内容
~児童ひとりひとりに「みんな違ってみんないい」の感性をはぐくむ~
同性愛や、差別に違和感を持つ、といった表現をこれまで耳にしたことがるのではないでしょうか。レズビアン(L)・ゲイ(G)・バイセクシュアル(B)・トランスジェンダー(T)をはじめとするセクシュアルマイノリティ(以下、LGBTs)といった性的指向と性自認の多様性について、文部科学省をはじめ、各地の教育委員会が積極的に取り組みを始めています。
本シリーズでは、LGBTsや性的指向・性自認をはじめて学ぶ児童に向けて「多様性」を理解するためのメッセージを伝えます。男女の性別認識や恋愛に関心が薄いと考えられる小学校低~中学年、関心が高まりつつある中~高学年、それぞれ学年によって適した物語の展開を描いています。その視聴を通じて児童が考え、相互に意見交換することで、多様性を肯定的に捉える素地をつくり、自分自身のみならず誰をも尊重する姿勢を身につけることをねらいにした映像教材です。
小学校低~中学年の児童には「性的指向と性自認」の知識を教えるというよりは、世の中が作り出す男らしさや女らしさといった規範がすり込まれる前に、「人はみなそれぞれ違うこと、その違いがいいこと」「こうあらねばならない、ということは決してない」といったメッセージを伝えることが大切です。アニメーションにより描かれた色鉛筆と人間との物語を通して、思い込みや偏見にとらわれることの無意味さに気付き、自分らしくあることの素晴らしさ、他者を尊重する姿勢を学びながら、多様性を肯定的に捉える感性の芽を育てる機会とします。
物語の後に教員向け映像を収録し、本編の視聴後にどのような問題提起をすることができるか、授業展開のための具体的な指導案も示します。
対象:小学校低~中学年
メディア情報
教材番号 |
D0619-1
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分類 |
教育等一般 / 人権問題 |
貸出 |
可
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インターネット貸出予約 |
可 |
メディア |
DVD |
時間 |
12分 |
リーフレット |
有 |
購入年 |
R2 |
制作・配給 |
株式会社サン・エデュケーショナル |
同一フィルム本数 |
1本 |