2025年5月31日更新
5月30日(金)九州大学大学院 人間環境学研究院教育学部門 教授 岡 幸江 先生をお迎えし、「暮らしの歓びをともに創り出す公民館 ~目の前の時代と人に向き合う公民館に向けて~」と題して、ご講義をしていただきました。
公民館の役割や在り方について、教育的アプローチや学習の主体が住民であること、住民の学習や暮らしを発展させることの大切さを、岡山県内の取組や福岡県内の事例をご紹介いただきながらご講義いただきました。
研修後半には市町村の社会教育・公民館活動に関わる行政担当職員、各公民館の館長・主事等のグループに分かれて、岡先生の著書「ポストコロナの公民館」の内容をテーマに情報交換を行いました。
参加者から、「住民がその土地で生きる歓びや学びの権利を自分たちで獲得できるようなサポートができればいいなと思います。」「『希望をつくる場所』という公民館の位置づけに感銘を受けるとともに、果たす役割の大きさに驚いています。」「見えなくなったものを見る学びを意識し、今後もつなぐをキーワードに努力していきたいと思います。」と感想をいただきました。
県公連は、今年度もみなさんとともに県内の公民館活動の充実に向けて取り組んでいきます。