2022年12月27日更新
11月19日(土)岡山市立上南公民館に伺いました!
令和2年度に地域住民の方と一緒に制作された「上南今昔絵図」の活用としてウォーキング講座が計画されました。その際、地域を案内できる人材を育てようと上南地域の干拓に関わる歴史や文化・史跡などについて座学や視察研修を含めた「上南歴史語り部養成講座」が開講され、絵図の制作に関わり、その講座を受講した有志による「上南歴史を伝える会」が発足されました。「上南今昔絵図めぐり(ウォーキング)」は令和3年秋から年2回春・秋に開催され、今回は第3回目とのことでした。
ウォーキングにはちょうどいい季節で、天気にも恵まれました。参加者は、毎日ウォーキングをされているご高齢な方もいれば、5歳くらいの男の子、親子で参加した男子中学生、一人で参加した女子高校生等々33人が集まりました。毎回ゴミを拾いながら歩くのが恒例となっているとのことで、ボランティア袋を持って歩き始めました。
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コース選定も含めた企画や当日の資料作成、途中で訪れた史跡のガイドまで「上南歴史を伝える会」が行っていて、史跡に関する説明は地元の人も知らないような詳しい内容で、参加した人はみんな熱心に聞き入っていました。聞くところによると、第2回までは講師の方による説明が中心とのことでしたが、この第3回から「上南歴史を伝える会」のメンバーが自分たちで説明をされたとのこと。説明の内容も話し方も本格的! 地元に対する思いの強さが伝わってきます。
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昼食時には簡単な自己紹介タイムがあり、参加者同士で交流できる時間も設けられていました。美味しい昼食をいただきながら会話が弾むと、参加者の関係も地元愛もますます深まりますね。
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ゴール地点に着いたら、ガイドされた内容に関する景品付きのクイズ大会までありました。ちゃんと説明を聞いていたら分かるはず!? 景品は野菜や果物、いちごの商品などの特産品を地元の方に提供していただいたとのこと。豪華景品にクイズ大会は大盛り上がりでした。
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「上南今昔絵図めぐり(ウォーキング)」は、地域の歴史や史跡を残したいと集まった「上南歴史を伝える会」のメンバーによる企画で、子どもから大人まで参加したみなさんが実際に地元の史跡などを歩いてみることで楽しみながら地元の魅力に触れられる素敵な講座でした。
県公連は、みなさんとともに「地域の『夢』を育む公民館活動」の充実に向けて取り組んでいます。
ぜひ、みなさんの館のおすすめの講座をご紹介ください。