新見市の公民館

　１０月２７日（金）新見市の公民館に伺いました！

　新見市では、令和４年度から一部の公民館で、地域づくりセンター（小規模多機能自治組織拠点施設）として
公民館の一部を拠点施設に転用したり、公民館主催事業の実施方法について地域の方の意見を聞きながら、進め
られています。
　新見市の地域づくりセンターとは、地域の人の、地域のための活動拠点。地域で自治運営組織が立ち上げられ、
地域の全員で地域の魅力や課題を洗い出し、将来像や具体的取組について話し合い、具体的な活動を行う場とな
ります。
　今回は、「元田治部小学校を改修した地域づくりセンター」「公民館を改装した熊谷公民館」の２館を見学さ
せてもらいました。

　元田治部小学校を改修した地域づくりセンターでは、センター長の豊田さんにお話を伺いました。
　豊田センター長さんは、地域づくりセンターとなったことで、以前よりも地域の実態に応じた使い方ができ、
自分たちで考え、決めたことが形となり、イベント等では、地区外からの参加者も増え、移住者もいるということ
でした。今後は、より一層、交流人口を増やせるようにしていきたいとおっしゃっていました。

　公民館を改装した熊谷公民館では、館長の後藤さんにお話を伺いました。
　後藤館長さんは、地域づくりセンターとなったことで、より一層、地域の人にとって集いやすい場所になっている
ように感じると話してくれました。しかし、メリットだけではなく、やはり課題もあるようで、今後その課題に対し
てどのようにアプローチしていくか、地域の人と一緒に考えていきたいとおっしゃっていました。

　公民館は、地域によって、実態によって、さまざまです。しかし、職員のみなさんは日々、地域をよりよくしていく
ために地域と真摯に向き合われており、その姿にいつも心打たれます。
　みなさんとともに県公連は、県内の公民館活動の充実に向けて取り組んでいきます。
　ぜひ、みなさんの館をご紹介ください。