【現地レポート】あわくら会館「新・あわくら会館カフェ&トーク」(R元.10.28)

2019年11月15日更新

現在、西粟倉村では新生涯学習施設の建設が進んでおり、村民の意見を聞きながら開館に向けた準備が進められています。

村民と共に

   

西粟倉村に、「新・あわくら会館」が令和2年春に開館します。この「新・あわくら会館」には、公民館・図書館機能を合わせもつ生涯学習施設と役場庁舎が置かれ、ホール機能を兼ね備えた議場もできるそうです(役場・議場は令和3年に開館予定)。
村民と共に考えた「あつまる、つながる、やってみる」というビジョンを掲げ、どのような施設にしていきたいかについて誰もが楽しく話し合える場として、「カフェ&トーク」が開催されています。
この「カフェ&トーク」開催の前段階には、「新・あわくら会館」で村民が主体的に学びや活動を行うことができるように、子育て支援施設を利用する子育て世代、新施設に関心がある村民、地域おこし協力隊、それぞれを対象としたワークショップを開催し、新施設をどのように利用したいか、どのような活動ができるかを考えていきました。
現在は、地域おこし協力隊が5チームに分かれて、オープニングの関連企画を村民と連携しながら実現するために活動をされています。 

 

あったかい雰囲気の中で

 

「カフェ&トーク」という名前の通り、部屋には温かい飲み物とお菓子が用意されていて、ほっこりとしながら話ができるように場を工夫されていました。
そして、蔦木館長の優しいお人柄がにじみ出た進行で、温かさが倍増した感じがしました。

 

今回のテーマは、「オープニングイベントについて話そう」

 

取材した今回の「カフェ&トーク」は3回目。オープニングイベントで”できたらいいな”と思うことを出し合いました。「西粟倉の歴史について学べる機会を作りたい」「村内のショップに集まってもらって、マルシェみたいなイベントをしたい」「子どもたちはもちろん、村民が制作したものを展示したい」などなど、たくさんのアイデアが出てきました。
 

皆さん、西粟倉のことが・・・♡

 

今回参加された方の中には、Iターンで西粟倉に引っ越してこられた方やこれまでも会館の講座に参加された方もいました。皆さん、西粟倉のことが大好きで、西粟倉のために力になりたいと思っていることが少しの時間でも伝わってきました。

 

開館が楽しみ♪

 

「新・あわくら会館」には、西粟倉村産の木材が使用されていて、設計については住民ワークショップ等で出された意見を反映されているそうです。自分たちが考えたことが、かたちになることは本当にうれしいものですよね。
今回訪問したのが夜で外観を見ることができなかったので、ぜひ今度は明るい時間に訪問して、村民の皆さんの思いのこもった「新・あわくら会館」を体感したいです。 

 

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