【現地レポート】操山公民館「みさおやま ふれあいカフェ」(R元.11.25)

2019年12月6日更新

昨年4月に開館した、岡山市立操山公民館。市の中心部とは言え、高齢者世帯やひとり暮らしの高齢者の方、引越しをしてきた方たちが多くいる地域なので、公民館の利用者同士、地域の人同士が交流できるようにと毎月1回このカフェが開かれています。

気軽に話ができる場に・・・

 

大きな窓がある1階のロビーで行われているので、とても開放的で居心地の良いカフェの雰囲気です♪
コーヒーのお供は、自主講座「シニアのなんでも手仕事」で作られたお菓子で、毎回提供くださっているそうです。訪問した11月はシフォンカップケーキを提供でした。ココア味で、とってもおいしかったです。
このふれあいカフェの素敵なところは、おいしい飲み物を飲んで交流できるだけではなく、学び合う機会もつくられているところです。

 

今回のテーマは、「食品ロス削減に挑戦しよう」

  

今回は岡山市役所環境局の職員の方を講師に招いて、「食品ロス」についての出前講座でした。テーマは、利用者や運営ボランティアさんからのニーズを中心に季節も考慮して決定していて、これまでにも「防災学習」「戦争体験談を聞く会」「大人のための紙芝居&読み聞かせ」などをしているそうです。

 

自然と会話が弾みます

 

参加者の方たちは、講師の方のお話を熱心に聞いて学んでいました。お話が進むに連れ、積極的に講師の方に質問したり、参加者同士で会話したりしていました。
 

ボランティアさんに脱帽!

 

カフェの運営は、すべてボランティアさんがしていました。手際のよい会場の準備・片付けはもちろんのこと、テーマによっては講師になることもあるそうです。あるボランティアさんは、「もともとは健康のためだったのよ。でも、今は公民館で友だちと会えることが楽しみ。」と自転車で何十分もかけて参加しているそうです。
また、別のボランティアさんは、もともと写真を撮ることが好きで、作品を展示してもらいたいと公民館に来られたそうですが、今ではボランティアとして公民館活動に関わられています。みなさん、生き生きと活動されていました。夏休みには、中学生のボランティアさんも活躍されたそうです。

 

♪だぁれが生徒か、先生か~?

 

お話を伺った大島主任が「♪だぁれが生徒か、先生か~?」と童謡「めだかの学校」の一節を歌われたのが、非常に印象的でした。”「めだかの学校」の歌詞の世界こそが、社会教育・生涯学習の目指す姿”と岡山大学 熊谷先生が初任者研修でおっしゃっていたことを思い出し、これがその目指す姿なのだと感じました。
つながりがつながりを生んでいる「みさおやま ふれあいカフェ」。 次回は、12月23日にクリスマスミニコンサートをされるそうです。

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